■背景
私の部屋には、細々した書類が散乱していた。
散乱は言い過ぎかも知れないが、健康診断の結果、公共料金の領収書、各種契約時の控え、旅行にて持ち帰ったパンフレット等々、各所に点在し、収納スペースを減らす原因となっていた。
なお、後生大事に保存している上述の書類を普段目にする機会はまず無い。
目に付かぬところに纏めて収納しているのだから当然と言えよう。
閲覧性が極めて悪いのである。クレームものだ。
そのため、スキャナーを調達することに決めた。
■要件
実は、元々ブラザー工業製の複合機を所有しており、無線LAN経由でandroid端末に直接スキャン可能な状況であった。
また、android用の操作アプリもそこそこ使い易く、
スキャナーの解像度も申し分ないため、問題なく書類の電子化が可能性であった。
が、しかし怠い。スキャンが怠い。
その理由として、以下が挙げられる。
- フラットヘッドのため、書類のセット、及び入れ替えが面倒。1枚ならまだしも、複数枚、ないし複数ページ存在するとやる気が失せる。
- 電源投入から使用可能までの間が地味に長い。
要は、使う気が起きないのである。
また、複合機自体も場所を取るため、極めて邪魔である。
元々、印刷目的で購入したのだが、このご時世紙だしする機会も皆無に近づき、出すにしてもセブンイレブンのネットプリントを使えばよいため、複合機自体を廃棄することとした。
前置きが長くなった。
上記を踏まえ、自身の要件を考えると、
- 場所を取らない
- 電源投入後直ぐに使える
- そこそこの画質でスキャン可能
- スマートデバイス用のアプリが使い易い
- 連続スキャンが容易
が挙げられた。
つまり、ScanSnap ix100である。
■ix100到着
12/25クリスマス。
休日出勤の刑が満期となり、帰宅するとix100が届いていた。
おっさんにもサンタは訪れるようだ。ありがとうヤマト運輸。
■ix100の感想
最高の一言に尽きる。
自身の想像を超えた利便性を有する、素晴らしいスキャナーであった。
スキャナーに紙面を送り込む行為が余りに楽しくて、自室に保管していた書類をほぼ全て電子化してしまった。
なお、電子化済みの書類は廃棄処分である。
8割処分することができ、かなりスッキリした。気分がいい。
ix100の出口にシュレッダーを装着するアタッチメントが欲しくなるレベルだった。
スキャン済の書類は、タブレットで確認すると調子がよい。
私に近い悩みを抱えている方は、直ちに購入する事を強くお勧めする。
これは良いものだ。
■ix100の気に入った点
この章は整理しながら書きたい。
通勤中に書ききれなかったため、そのうち記載予定。
- 本体のみでクラウドストレージに保存可能
- 複数ページ取り込み時、2ページ目移行は用紙をセットするのみで自動給紙(ボタン操作不要)
- トレイを開くと自動で電源ON
■ix100の後継機に期待する点
富士通 FUJITSU ScanSnap iX100 (A4/片面/バスパワー駆動) FI-IX100A
- 出版社/メーカー: 富士通
- 発売日: 2015/02/06
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログ (4件) を見る