俺のライフログ(買い物、DIY、その他)

趣味と興味と消費を記録します。読んで下さった方が何かの参考にできたらいいな。

外構工事DIY記録02〜モルタルを作る〜

1.はじめに

モルタルとは何か?

モルタルは産業廃棄物である。

燃えないゴミで捨てるのは条例違反であり、排水溝に流したら排水不能になるヤバイ物質である。

一度作成すると、ガッチガチに硬化するため、破壊は困難を伴う。

何が言いたいかと言うと、施行の都度、必要な量のみ作りましょう。余らないように。

である。

私の場合、40cm×40cmの型枠にピッタリ収まる量が理想だ。

2.分量について

さて、どうやって測るべきだろうか?細かく調節できるだろうか?

結論として、(私には)無理だ。

なぜならば、面倒くさいからだ。

よって、小さめの箱に掬って分量を計測することにした。

箱に川砂12杯、セメント4杯。とかそんなノリである。

(水は目分量)

箱はDAISOで買った15cm×8cmくらいのヤツを使用。選定理由は「部屋にあったから」に尽きる。

▼砂用

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▼セメント用

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ここでポイント。

砂用とセメント用の箱は絶対に分けましょう。

勿論掬うためのスプーン的なものも。

 

ホームセンターに売っている「砂」は結構な水分を含んでいるため、砂用に使った箱をセメントの袋に入れると硬化が始まります。

これらの箱を使って、砂を12回掬って、セメントを4回掬えば、だいたいコンクリート型枠1.5個分のモルタルが作れます。

砂(川砂)を12杯
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セメントを4杯

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※今回川砂なので比率は1:3

 

なお、セメントをトロ舟に入れるときは、ゆっくり優しく低い位置から入れましょう。舞います。

セメントはヤバ目の物質なので、吸わないことを強くお勧めします。

 

3.混ぜ方について

まずは水を入れずに砂とセメントを混ぜ合わせます。(から練りと呼ぶそうです)

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いくつかのブロックに分けて、ちょっとずつ混ぜます。

一気にやると、背筋とハムストリングへの負荷が大きく、もはや筋トレになります。

筋トレ後はタンパク質を取りましょう。

ちょっとずつ混ぜる
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混ぜ終わり。片方に寄せます。
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次は水を入れて練ります。(これでモルタルになります)

水は一気に入れない方が良いです。

こんな感じでちょっとずつ入れて、ちょっとずつ練ります。

 

まずは空いてる場所に少量の水を入れて
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ちょっとずつから練りした部分を崩しながら混ぜます。
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モルタルは水が多すぎると、「材料(砂とセメント)を追加するしか手立てがなくなる」ため、ちょこちょこ追加するのが吉です。

その日の湿度と、砂自体に含まれる水分によって水の量は変わるので、見た目と感触で判断する必要があります。

また、水を少量足して、ちょっとずつ崩して練る。

上記を繰り返します。

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こんな感じが仕上がりイメージです。

(なんか、味噌の硬さをイメージすると良いらしい)
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この様にちょっとずつ混ぜれば、力が弱めの方でもモルタルが練れると思います。

ただし、金象印をのシャベル自体が重いので、小さいスコップ等で少量ずつ混ぜると良いかと思います(時間が掛かりそうですが)

4.モルタルが余ったら

このように、トロ舟の中等でブロックにしてしまいましょう。

型枠が設置できない部分で使えます。

なお、足りない分は追加でモルタルを少量作ります。

↓砂12 セメント4で型枠1.5に満たなかった例(1.47くらいだった。残念)

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トロ舟の隅っこでモルタル追加生成
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水加減注意
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完成
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いい感じに1.5に…ならずにちょっと余った。。。。。
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5.モルタルが更に余ったら

自宅内の、なんだかよく解らない部分をモルタルで埋めます(笑)

今回の産業廃棄物処理場

↓一箇所だけ凹んで、落ち葉も溜まるし掃除もし辛い最悪の空間。
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ちょっとずつ埋める予定
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6.冬期モルタル工事

モルタルの施行条件の一つとして、外気温が挙げられます。

3℃以下の場合は、施行を避けるように注意喚起が出ています。

現在の外気温は0℃〜10℃程度であり、朝は1℃〜3℃と低温な感じですが、日中は概ね8℃くらいまで上がるので、気にせずに施工しています。

用途として、掛かる最大荷重は私の体重程度なので、気にしないことにしました。

もし割れたら、その部分だけ手直しできますしね。

7.使っている道具類

以下の投稿をご参照ください。

https://montesma.hateblo.jp/entry/2024/01/28/131221